【Soup Stock Tokyoのスープの作り方】
Soup Stock Tokyo の主力商品のレシピを公開しているオリジナルのCook Book。
「スープの教科書」をテーマに普遍的で飽きの来ないページ構成を心がけてデザイン、編集しました。
一概にスープといってもその個性は一様では無いため、カテゴリー分けは開発者がこだわったポイントを1、素材を食べるスープ 2、だしにこだわったスープ 3、手間隙がおいしくするスープ 4、世界の食文化を味わうスープ 5、身体をいたわるスープ 6、ストーリーから生まれたスープ 7カレー 8デザート としてカテゴライズし、それぞれの特徴を視覚的表現する試みを行いました。
2012年に初版が出版され、2018年度までに 15刷り 約7万冊程度(続く2巻含めると約10万冊程度)が販売されています。Soup Stock Tokyoの店頭販売含め6年間売れ続けているロングランのレシピ本になりました。ブランドのファン作りと普遍的なコンセプトとデザインが上手く連携出来た結果と言えると思います。
・巻頭見開き
・季節にや産地の状況に応じて素材にこだわった限定スープ。
・素材の扱いをメインに解説しています。
2、だしにこだわったスープ
・出汁にこだわったシンプルなスープ
・出汁の取り方をメインに解説しています。
3、手間暇がおいしくするスープのページ
・濾したり、長時間煮込んだりする工程に時間を要するスープ
・工程に手間をかける点をメインに解説しています。
4、世界の食文化を味わうスープのページ
・世界を代表する地域色の強いスープ
・スープのバックグラウンドとなる国柄をメインに解説しています。
5、身体をいたわるスープのページ
・健康的な食生活のヒントとなるスープ
・使用する食材が一目でわかるように素材を分解して俯瞰する写真を使用しています。
6、ストーリーから生まれたスープのページ
・開発段階で何らかのテーマ設定が成されたスープ
・開発コンセプトとなっている商品の背景をメインに解説しています。
7、カレー類のページ
・Soup Stock Tokyoのオリジナルカレー
・味の特徴となる部分をメインに解説しています。
8、デザートスープのページ
・デザートのカテゴリーに入るスープ
・デザートとしてのポイントになる過程をメインに解説しています。
■起案段階のページネーションのイメージ
■制作現場風景
ディレクション ページネーション コーディネート・盛り付け 平井俊旭
エディトリアルデザイン 中山詳子
撮影 松園多聞
テキスト (株)Smiles 玉置純子 (現在 stillwater) stillwater 白石宏子
レシピ提供 スープ制作 (株)Smiles 桑折敦子
サポート (株)Smiles 上村貴之
発行 文芸春秋 担当 井上敬子
*一部のページを抜粋しています。